碧

記憶の中に残る景色は
今でも綺麗なままでいたから
君の姿が僕の脳裏に
焼き付いたまま離れない

一回りするこの現実の先に
変えられないものさえ失った
綺麗な景色を見せてくれたのは
いつの日も笑顔の君でした

ずっと離さないと決めた夢の続きは二人の心を繋ぐ
あまりにも綺麗で涙がそっと時間を止めるよ

夜の速度が早さを増して落とす色には君との誓い
その唇が悩ましげに僕の心も曇らせた

その笑顔に隠れた孤独さえも
痛みも分かち合えばいいのに
もう２度と手を離さないようにと
この詩に全てを綴ろう

いつか散る儚いモノが二人を繋ぐそれは悲し過ぎるから
あまりにも綺麗な涙がそっと時間を止めるよ

ほんの一瞬の出来事すら愛しい
ほんの一瞬の出来事すら悲しい
綺麗な景色を見せてくれたのはそう
いつの日も笑顔の君でした

永遠なんてないことくらいわかっているから
それすらも鮮やかに見えたんだ

ずっと離さないと決めた夢の続きは二人の心を繋ぐ
あまりにも綺麗で涙がそっと時間を止めるよ
終わりたくない1度だけのわがままでもいい
灯る碧が全て照らし出す
今なら言えるよ

「ずっと一緒に。」