片目を塞いだ頼りない距離の計り
歩き出せず
両目を塞いだ懲りない距離の代償
僕は馬鹿だね
片方だけ色が褪せていく二人の約束の思い出
守られずいるくらいなら優しくして欲しくなかった
「もうずっと一緒だよ」
陰のない言葉が通り過ぎて
もう聞く事のできない声に縋るの
両目を塞いで逃げだしたい事実に
歩き出せず
両耳塞いで懲りない癖の代償
君は馬鹿だね
片方だけ色が褪せていく二人のオソロイの物たち
守られずいるくらいなら愛情なんていらなかった
片方だけ色が褪せていく二人の約束の思い出
守られずいるくらいなら優しくして欲しくなかった
刺のある花のように愛した人を壊せるなら
もう一度再生の種を蒔きたいから水が欲しい
「もうずっと一緒だよ」
陰のない言葉が通り過ぎて
〝私だけの笑顔〝を渡すくらいならいっそ…殺してしまいたいくらいに
好きだった
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