少しだけ穏やかな風の便りが
大人びた君の頬優しく撫でて
それだけの出来事も今の二人は
ありふれた幸せにかかと鳴らすよ

折れそうな程細い君の体にしなやかな黒髪が憂いを描く
はにかんだ表情に時間の鎖が
夕闇へ僕たちを繋ぎとめたよ

細切れの瑠璃色が滔々と落ちて
水面叩く瞬間に濁り知らぬ君の横顔

染まる恋心に香る花が
初夏の華やぐ街に重なり
もう少しだけ続けと願えど
叶わない現実は悪戯に

肩叩く雨のように泣いてた

古ぼけた階段を子供のように
駆け上がる仕草から唯の足音
解けそうな帯その恥じらいの笑み
夕闇が僕たちを繋ぎとめたよ

細切れの薄紅が等々と落ちて
窓を叩く瞬間に濁り知らぬ変わらぬ思い預けて

四季帯びる此処から
色めく空懐かしくて
また一つ大人へ近づいていく蕾から

染まる恋心に香る花が
初夏の華やぐ街に重なり
もう少しだけ続けと願えど
叶わない現実は悪戯に

染まれ恋心に香る花よ
夢うつつこの胸が躍るよ
もう少しだけ続けと願えど
君の元まで足が急ぎます

肩叩く雨のように泣いてた

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