喧騒に紛れてもまだ憂鬱が降り注ぐ
雑音に流されるその声に耳を澄ます

「答えなどいらないけど」と無理をして君は笑う

不似合いな傘をさす悪い癖で目を塞ぐ
交差点足早に矛盾さえ誰かが踏む

「答えなどいらないけど」と頷いて某も笑う

いつの日にか自分さえも
そっと許せる日がほしい
世界の果て世界の果て
鼓動に包まれて眠る
泣いてる暇もない
枯れてしまったあの花も
痛みのほう痛みのほう
空虚な真実を軸に 回る

君がいるから綺麗も汚いも無意味になる
僕である為なにがある
迷わない色を

喧騒に紛れてもまだ憂鬱が降り注ぐ
太陽に背を向けて正しい街を歩いた

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