逃げるように飛び出したあの町に
帰りたいと思った5時過ぎの空
悲しくて涙が溢れ出す日は
冷蔵庫に寄り添って同じ音を聞いて
そっと眠りについた
慣れない恋に盲目になる私に問いかけた言葉は
5年後の今 全て現実となった
意味も無くただ逃れたくて振り払ったあなたの腕
今 恋しくてその腕の中に帰りたい
壊れそうで取り出したあの手紙に
帰れないと誓った真冬の夜空
悔しくて涙が溢れだすのは
負けず嫌いなあなたを譲り受け
時にはひどく傷つけ合った
荒れ狂って癇癪を起こす私に手を上げた痛みは
5年後の今 全ての決意となった
現在も抱く幼き日の夢を書き綴っていく先には
あの日離れたその腕の中に辿り着く
意味も無くただ逃れたくて振り払ったあなたの腕
今 恋しくてその腕の中に帰りたい
今も恋しくてその腕の中に帰りたい
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