例ばアタシが今 ビルの屋上に立ってても
あなたはその家を抜け出すことはできなかった
「一番大事なものは側にある」と歌う曲を
2番目でもいいから…と
じっと下手を見つめていた
あなたの上手なキスに呑まれてどうでもよくなった
あの日が現実か夢かもこの際どうだってよくなったのよ
会う度に聞いた自己嫌悪とかも 今はただの言い訳になる
それも見抜けない青かったアタシが描いた独りよがりの夢
日に日に鳴らなくなった電話で別れを察っしていた
その手のズルイやり方に呆れてどうだってよくなったのよ
愛し過ぎたゆえ 時に行き過ぎて事実すべて暴こうとした
そんなことはしない 傷を背負うのはアタシ一人だけで充分だよ
会う度に聞いた自己嫌悪とかも 今はただの言い訳になる
それも見抜けない青かったアタシが描いた独りよがりの夢
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