窓から差し込んだのは
昨日僕が流した涙かな
流るる曇り空に 何があるのと
呟いてみる

窓から揺らめいてたのは
おとといの僕が
笑ってたフィルムみたい
ゆるりと頬杖をつき 何もないよって
聞こえたんだ

泣いてみたり 笑ってみたりしながら
僕らはどこまでゆけるのかな
時計の針はこんな僕らには
優しくなんかしない しないよ

窓から流れてきたのは
ずいぶん前になくしたかけら
落としても気づかないくらいに
急ぎ足で来たのはどうしてなんだろう
それすらも思い出せないよ
今日の天気は曇り空で
泣いても笑っても何でもないよ
今日の僕も曇り空で
泣いても笑っても何にもならないな
こんな日は

泣いてみたり 笑ってみたり
こんな歩き方しかできない僕らはさ
雨が降っても晴れが降っても いつでも
何も変わらずひとりで
泣いてみたり
笑ってみたり
雨が降っても
晴れが降っても


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