Moran/dark

春の夜の、ひと雫

Moran


word: Hitomi music: Soan

『dark』収録

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  • 閉じ込めていたはずの
    記憶が糸を伸ばして
    街の中に散らばる
    色彩や香りと結びつく

    決まっていつも 口ずさむのは
    同じ曲のフレーズばかりで
    変わろうと焦ることに
    疲れはじめていたのかもしれない

    薄明かりも拒む 重い瞼をそっと開いたら
    長すぎたこの冬も とうに終わりを告げていた

    よく見た 春色
    嫌になるほど優しくて
    空洞になり もろくなった箇所へとなだれ込む
    暦通りに 桜が
    咲いてはまた風に散り
    当たり前のようなその廻りが
    此処にあったと知る

    笑い声 宵の蒼 振るう弓 桜咲く
    星の海 ひと雫 夢の匙 桜咲く
    届きそう 宵の蒼 影法師 桜咲く 柔らかな月明かり浴びながら輝く
    つむじ風 ひと雫 桜舞い 散る 花びらにあの日々が重なり合う

    よく見た 春色
    嫌になるほど優しくて
    空洞になり もろくなった箇所へとなだれ込む
    暦通りに 桜が
    咲いてはまた風に散り
    当たり前のようなその廻りが
    希望だったと知る

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