天使の羽なんて欲しくも無いから
汚れた僕に似合わない
偽善の色を僕に押し付けないでくれ

この蝋で固めた翼を生やして
ここから踏み出すから
迎えに来てね 神様

目に映るものは
形を保つ事が出来ないようで
井戸の中 僕は
欲望を抑えられない

聞かされた事は
どこか作られた匂いがしているね
真実と嘘が
泡の様に溢れてる

陽溜まり洩れる畦道の先に
綺麗な川が流れてる
そこから次の場所まで行けるから
現実に似たどこかへ

天使の羽なんて欲しくも無いから
汚れた僕に似合わない
だからこの手で生み出そう
浅はかな叡智を

この蝋で固めた翼を生やして
どこまでも飛べるから
燃える太陽 背にして

いつかは会えるかな
本当の天使に
いつかはなれるかな…

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