世界は人の手で終わりかけた
機械は人の手と成り代わり動く
最後の人類を救い出す

【その娘 空気を毒に換えて生き抜いてた】

環境に対応して生きてる 草も木も僅かな地球で
あり余る部品を駆使する 最後の希望だから
娘は僕に話しかけてる 理解は出来ても 僕 話せないんだ
だから挨拶に花摘んで 渡した ほら

君が触る 汚された手で 僕のあげた花を枯らせた
毒で犯して 散ってゆくのを ただ眺めては消えてゆくだけだ
君が難しい顔のまま笑う 僕の無機の心は
理解が出来ず 検索しても 笑顔の意味が解らないまま

君は無機を羨ましがる
私に花を抱かせてと
僕は人間を羨ましがる
心 知りたいんだ

無理を言ってごめんねと
また難しい顔で笑うから
ああ 僕は また 知りたいと 思う

どうか
僕が君に成りたいと願い
君が僕に成りたいと言う
数値化された 香り 手触り どうすれば君に伝わるだろう?
もしも他に生きてる人が居たとしてさ
君は誰にも甘えられずに孤独なままでこんな世界に一人で生きてくの?

どうだ 君がくれた 体と記憶 君がくれた 声と温もり
君が求めた 花の手触り もう一人じゃないから 笑って
ねえ 君がくれた 心のせいで 孤独 胸の痛みを知るの

機械でもなく
人間でもなくて
何者にもなりきれないんだろう

ひとしきり 堪能した同化 君と居た時を想い
やがて機能停止した「僕ら」は地球の土に成り還れる

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