愛されたいとか恋したいとか
そんな話題で街は動いている
味方しているのはドラマのストーリー
わからない僕は置いてけぼり

愚痴を言う度 人が消えていく
ただの嘆きも不安も求められちゃいない

「死ぬまで僕の近くにいてほしい」
そんな言葉は僕には言えないな
羨ましくて憎たらしくて
悔しくて嫌になるよ

冷えた心の温かさは
いつになれば取り戻せるかな

誰かのことを書いた歌はもう
記憶の片隅の方
歌えそうにもない

「死ぬまで僕の近くにいてほしい」
そんな言葉は僕には言えないな
でも今だけはこの時だけは
少しでいいから僕を見ていてよ

冷えた心の温かさは
いつの日にか取り戻せるかな?

愛の歌など腐る程ある
その中にまた飛び込ませていく
綺麗な歌は綺麗に光る
僕の歪(いびつ)なメロディーは埋れて行く

「死ぬまで僕の近くにいてほしい」
そんな言葉は僕には言えないな
でも今だけはこの時だけは
この場所でこの歌を歌う

“死ぬまでずっとずっと愛されていたい”
そんな都合良くないことなんて
わかっているよ
でも今だけはこの時だけは
少しでいいから僕を愛していてよ

冷えた心を温めるには
僅かな温もりくらいでいい

消えてしまいそうなくらいの愛でいい
消えてしまいそうなくらいの
リトルラブソング リトルラブソング
少しでいいから僕のことを

愛されたいとか恋したいとか
そんな話題で街は動いている
冷えた心の温かさを
いつの日にか取り戻せたなら

その時は僕の近くにいて


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