星がとけてゆく 並木道が染まりだした
君と交わす 他愛のない話は また朝を呼んできた

もう数年間 友達という名を掲げ
歩いてきて 今更だと笑いな 君のそばは安らぐ

汗にまみれて はしゃぎあって 雨にふられた 何度かの夏
思い出にはいつだって 君の姿

まさかね 探し続けてたのは 本当は君だったのかな
夜が終わる 一日が始まるよ
会いたい またねと別れた後 もう君の顔が見たくて
たぶん僕ら 今また改めて出会ったんだ

雑魚寝は決まって いつも君が隣だった
目が覚めると 眠い目こすりながら おはようと笑ってた

僕がふられた日 僕の右手握ったまま
何も言わず 見たことない顔して 遠くをみつめてたっけ

「作りすぎた」と 差し出された 小さなケーキ あれは冬だ
あの時の君はそう 寝不足だった

まさかね 君が想う相手は 本当は僕だったのかな
微笑む君 3回の深呼吸
どうして わからなかったんだろう 優しさに甘えてたんだろう
落ち着いたら 今また改めて はじめまして

まさかね 探し続けてたのは 本当は君だったんだね
今日はいいや 一日君といたい
最初に 出会ってから随分 遠回りをしすぎたけど
たぶん僕ら 今また改めて出会ったんだ

今日が二人の そう 二度目の出会い


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