丸い滑走路を
皆 飛べると信じ直走る
選り好みしないで掴んだ未来では
何か窮屈な夜

絶対がないから
この世界じゃ機械達も迷う
一人分も次第に巨大な地図
その前で些細な僕だ

平等を願うなら
皆 殆ど同じ姿形
立ち止まる事と引き換えの未来では
もっと窮屈な夜

そして
朝迄 燃える感情
眼を閉ざして視る
無闇矢鱈に燃える感情でも
名前は云う

ヘッドライトの明かり
それだけ頼りに走り出した
他に何んな今日があっても
生まれた体で笑っている

キミのテールランプの明かり
頼りに誰かが走りますか?
何処に もう迷わない事
誓えれば 又 笑えるだろうか

丸い滑走路を
まだ 飛べると信じ直走る
望み通り自分で描いた地図では
何て退屈な夜

そして
今迄 燃える感情
眼を凝らして視る
勝手気侭に燃える感情でも
名前は云う

遠ざかる日の中に
新たな旅路を仕舞い込んで
キミのもう迷わないとは
只 群れを成して生きる事

溢れ出すイメージの上を
続きは誰かが走りますか?
隠れたって ずっと背後に
点した明かりは振り切れないまま

言い訳を先ず鼓動から差し引く
残った分だけ勇敢な僕がいる
後悔も追付けない程の
幸を不幸を越えてよ
空想の彼方ヘ
さあ

テールランプの明かり
頼りに誰かが走り出した
それは何んな今日であっても
消えない心に残る地図

キミはヘッドライトの先を
生まれた体で走りたくて
此処に もう迷わない事
誓えれば 又 笑えるだろうか

丸い滑走路を
皆 飛べると信じ直走る
止まりそうに揺らいで光ってみる
ほら きっと 大切な夜


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