快感を恐れて白い
その身体を震わした
美しさを知らずまた
うつむいて弱気な性

ロウソクの火の光
小さな吐息で吹き消した
静寂から漏れた意味
感じたから

もしもこの先に君が
自らの火 失いゆらいだら
そばにたってうつしだす

カガミになって はにかんだ
本当のことで満たすよ
言葉はいらない いらないよ
カガミごらんよ それでいい

退屈を愛するような
馬鹿な真似はしたくないから
見え透いた嘘でもって
凍てついた時間を壊していた

いつの間にか君は
何故か気づいているけど
いつものように
笑っていたから

特別なことはなにも
ないけれど
美しさは 確かにそこにある
いつだってそこにある

こぼれる愛の 瞬間も
痛みを知って 錆びた声も
少し弱い 心も
さらけだして 歌にして

儚くて 脆い世界
そう もう何度だって
いつだってうつしだすよ

儚くて 脆い世界
そう もう何度だって
いつだってうつしだすよ

そばにたってうつしだす

カガミになって はにかんだ
本当のことで満たすよ
言葉はいらない いらないよ
カガミごらんよ それでいい でも

溺れることのないように
痛みを忘れないように
少し弱い心に
刻め 刻め 心に

正しくて 痛いけど
眩しくて 怖いけど
儚くて 脆い世界
刻め 刻め 心に

そしてまたうつしだすよ


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