ある日恥ずかしそうに君が僕に語った
「こんな僕にも夢があるんだ。大きな夢が」
そして僕が打ち明けたのもまた大きな夢で
それは全く形の違うものだったけれど

あれからいつの間にかもうこんな大人になっていて
僕は未だ未だ夢へと続く道の途中で
君は輝き放った大人になったみたい
その眩しさに目を伏せるようになって

ふらりと離れたり 少し届いたり
もどかしい気持もあるけど

今日も僕等は遠く離れた月と太陽
それぞれの世界を進む 今はそれでいい
それじゃまたな

久々に会った時の話題は大抵決まってる
ついにあいつも結婚したとか、まともになったって
彼も彼も彼も彼も彼も彼も彼も彼も彼も
だけどだけどだけどだけどだけど…

僕等の軌跡を創り出せ

繰り返し廻り続ける月と太陽
一人では抱え切れない事もあるだろう
僕もそうさ

ふらりと離れたり 少し届いたり
もどかしい気持もあるけど

今日も僕等は遠く離れた二つの旅路
それぞれの世界を進む 今はそれでいい
繰り返し回り続ける月と太陽
いつか君が沈んだ時にはそこに向かうよ
それじゃまたな


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