春を待つ木は堪え忍ぶ 冷たい北風に吹かれても
痩せた姿のその中に 灯す命の強かさ

耐えて咲かせる 花もある
他人に言わせりゃ ちっぽけな たった一つの蕾でも
嗚呼 明日に続く…

固い決意も削り去る 世間の波に打たれても
此処は動かぬ譲らぬと 岩の如くに食いしばる

たとえこの身が 砕け散り
石の欠片となろうとも 泣かず恨まず俯かず
今日という日を生き抜いて 僅かながらも笑えたら
嗚呼 明日に続く…


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