不思議、不思議とあたし、今では
隙間だらけのセンスレス・ガール
無理くり捻り出した言葉を壁にぶつけ、また独り

そこに預けた今日の果てでは
ぱりん、と割れた思いを捨てて
「忘れかけてた恋の行方を
唄うあたしをみてごらん、ねえ」

襟を正したあの娘に見惚れた
残り僅かな今日の底で
掠め取られた声の続きを探すだけのお仕事さ

笑顔 継ぎ接ぎ あたし、
気付けばバチン 弾けた思いの音で
掻き消された言葉の色をただ、
唄う彼女、どちらさま

『決定打に欠けたバッターさん、
エッセイの中で語っていた“頓珍漢な世”を憂いて、
十分に踊り疲れたでしょ?
ねえねえ 勘違いなんて今、設定から外しちゃって
綽々余裕の振りをして!』

ニコリと笑ってよ

そこに会いたい人は
いない ない な ない!
どこへ どこへ?
さまよっていた

だいたい意味のない、ない な ない
ふらふらのあたし

(ねえ) 言いたいことも
ない ない な ない?
迂回 迂回 冗談じゃないなあ

「簡単なことばかりでしょ?」
事も無げに君はそんなことばかり言う。

なぜか、なぜかとあたし、今でも
無邪気まみれのセンスレス・ドール
抉り取られた才の欠片の、
なんて綺麗なことでしょう

髪の解けたあの娘を見つめた
そこに何かしらの答えをさあ
求め続けてどれくらいかしら?
そんな日々に、お別れを

『メッセージを残す狂言に
徹底していたこの感情論、アイ・マイ・ミーの世界
もはや十分に泳ぎ尽くしたでしょ?
ねえねえ 思い違いなんて今、
レッテルを貼って躱そうか
さあさあ舞台の上に立って!』

ふわり 飛び跳ねて

存在価値のない、ない な ない
答え 答えに理由を探して
だいたい意味はいらない、な ない
徒然の期待をして

会いたい人はいない ない な ない
と唄え 唄え 今日もひとりきりで
簡単なことばかりでしょう
ふらふらのあたし

言いたいことも ない ない な ない
だいたい意味はない、ない な ない


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