一晩中泣いていたら いつもの場所 星の屑
浅黒い肌に瞳は空を見てた 彼女はいつも
生まれ変わったらあなたに出会ったとき笑えるかな
黒猫は尻尾を巻いて この世界に爪を立てる

傷口から流れた血に気付かされる 生きていること

声が届くように泣き続けた どこにいても見つけてよ
つまずくのはまだ上を向いていられる証拠だから 走れ

16光年の距離が二つの星を引き裂く
夜空は黒く深い背 二人がまだ消えぬように

風に触れた痩せた頬が乾き始めた夜明け前に

もう一度あなたに逢いにいくよ どこにいても見つけるよ
もう二度と逢えないアルタイルの光追いかけていた 走れ

声が届くように泣き続けた どこにいても見つけてよ
つまずくのはまだ上を向いていられる証拠さ 走れ

糸が解れて消えた二人に朝の光が降り注ぐ
あなたが眠った遠い街まで 消さないで あと少しだけ

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