みずいろの街 揺れたままの道を行くひとりきりの午後
見渡した世界の広さに つぶされて消える
ためいきをついた君のこと 気づかないふりし続けてた
流れてく時の中でまた 出会うことはもうきっとない

夕暮れ いない君を 自転車のうしろ 乗せて走った
振り向かないよまだ あと少しくらい笑わせててよ

枯れ果てたアトリエの隅の 魔法なら忘れてしまった
心の奥で霧雨降る ああ君の声がきこえた

あの日のままの公園 たとえそこに君がいなくても

夕暮れ色に染まる キウイ畑も 目にやきつけて

世界が忘れそうなちっぽけなことも
ここではかがやく
振り向かないよいま
あと少しくらい君と笑いたいなぁ


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