背筋を伸ばして 晴ればれしたこと
水沫のようこそ 芽は開けるわ
不思議な話を 聞かせる恋人や
甘い場面にも 憂いを残して

宝物には 花びら 遠いところから
ハイファイな気分を連れて

気づく 白く美しい雨に
そう 生きて あたしを 揺らして
アカシアに流れ したたる様を
描くの 心に あたしを 蹴散らす波を

ささやく魔法から 旋律を離れたら
ちょっと気品に 控えめに行くわ

宝物には 高層ビル 遠いところまで
ハイファイな記憶 のせて

唇に 艶のある 歌を
そう くちづけ あたしを 揺らした
虹のかかる頃 露の間にも
星空 心に あたしを 月の影を

気づく 白く凛々しい波に
息をのむ 瞬間を 重ねて

アカシアを揺らせ したたる様を
生きて あたしを 心に
蹴散らすように


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