BRAHMAN/其限

汀に咲く ~migiwanisaku~

BRAHMAN


word: TOSHI-LOW music: BRAHMAN

『其限』収録

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  • 別れの時近づいた
    時計は針を止めたまま
    胸の奥に鳴り響く
    鼓動だけが時を刻んでる

    心当たる胸の奥
    遠くに消えた微笑みと
    隠しきれぬ綻びは
    望んでいない会話を止めた

    窓の向こうに行く番と
    列を離れて見上げた闇を

    満天の空に照らされる
    幾千年も前の眩しさに
    いつの間にかうつろう
    雨滲んだ街へ

    一つを分け微笑んだ
    二つに増えて笑ってた
    一人きりが寄り添った
    二人だけが時を知っていた

    静かに照らす月影は
    濡らし始めた背中に消える

    百三十里離れそばにいる
    散散の荒野生き抜くよう
    押し寄せては散るまで
    汀に咲く

    浮かんで消えた 手招きの光
    霞んで浮かぶ 手招きの光
    叫んで泣いた 手招きの光
    一人じゃないさ 手招きの光

    満天の空に照らされる
    幾千年も前の眩しさに
    いつの間にか うつろう
    雨滲んだ

    百三十里離れそばにいる
    散散の荒野 生き抜くよう
    押し寄せては散るまで
    汀に咲く場所へ


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