雪に 春霞
夕立 秋風と
想いは揺れ
瞳を閉じれば繰り返す
夕暮れの山に川の音
並んで歩いた君の手に
この手を繋げば照れくさい
風が吹く 秋の匂いがするこの胸に
思わず あぁ 一筋涙零れた
空へ行けばあの日に 還れるような気がしてた
どれだけ悔やんでも 二度と叶わぬ願い
わかってたはずなんだ 止まる事が正しかったと
でも僕は手を離した
貧しかった頃僕たちは
いつも助け合い生きてきた
何も無い事ばかりだけど
足りないものなど無かったね
夕立に大地は鮮やかに息をして
僕の足をかすかに濡らしてゆく
夢の君は変わらぬ溢れるような優しさで
動けない僕の体を包んでくれる
幻と現実が目の前で混ざり合い
僕はまた君の手を繋いだ
雪に 春霞
夕立 秋風と
想いは揺れ また舞い散る
夢の君は変わらぬ 溢れるような優しさで
動けない僕の体を包んでくれる
幻と現実が 目の前で混ざり合い
僕はまた君の手を繋いだ
この手を離さないと誓った
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