自分が自分のもとから離れていく
高校時代の最終目標は卒業できたらすぐ死ぬことだった
卒業できたらすぐ死のうと思っていた

憂鬱に囲われてどうしようもないから
「大きな事件を起こそう」とか言って
「流行りの練炭が苦しくない」みたいな
そういう話を繰り返していた

風化した通り魔事件が同化した精神をなでていた
匂いがした 人の恋の匂いは気持ち悪いよね

君の愛の中に助からない命を
壁越しに注いだらなんかくすぐったいなぁ
人の優しさもどうでも良くなるんだよ
いつか死んじゃうから

自分が自分のもとから離れていく
美しい症状が 懐かしい病状が
被害妄想と期待も そうは長く続かなくて

「最高だね」MP3以下の音質で耳を奪うのは
最低だね 一番好きな音
気持ちいいからやめないでね

君の愛の中に助からない命を
壁越しに注いだらなんかくすぐったいなぁ
人の優しさもどうでも良くなるんだよ
いつか死んじゃうから いつか死んじゃうから
僕が二人だったら 君が二人だったら
僕の思考はどっちに存在しているんだ
人の優しさもどうでも良くなるんだよ
いつか死んじゃうから 絶対死んじゃうから

この地球がいつかまわるのをやめたら
みんな宇宙に還していく 憂鬱なThursday's youth


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