港へ向かう終列車が もう終わってしまっても 僕にはわかってた
美しい歌を歌う すべての鳥が南へ
消えたんじゃない事

いつも胸に流れてる 歌が聴こえてる
遠くへ向かうには 震えながら歩こうぜ

21世紀は20世紀の悲しみを奪い去って
21世紀は20世紀の暗闇を照らしだして
愛してたけど 雨に打たれて
消えてく
20世紀のメロディ

ぼろぼろのトラックに乗っても笑っていた
それほどに何もあげられる物がなくて
思い出す真昼の陽射しが 窓辺に揺れるのを

神様と並ぶには 小さすぎる身体で
風に吹かれよう 震えながら歩こうぜ

21世紀は20世紀の悲しみを奪い去って
21世紀は20世紀の暗闇を照らしだして
愛してたけど 変わってく僕には
聴こえない 20世紀のメロディ

遠い空の下に 長い夜の中に
まだ残っているなら かすかに鼓動を刻むなら
教えてくれ 胸の中に 甘い時よ
ずっと消えないものがあると

21世紀は20世紀の悲しみを奪い去って
21世紀は20世紀の暗闇を照らしだして
愛してたけど 僕は忘れて 消えてく20世紀のメロディ

さよなら20世紀のメロディ
聴こえる20世紀のメロディ
愛してる20世紀のメロディ


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