虚ろに眺める 見慣れた景色が
色褪せたように なぜか暗い
こんなにも 無色な世界で
こんなにも 歪な僕と君
つないだはずの糸がもう見えない

意味のない溜め息と 頬をなぞる秋風
君は別に僕じゃなくていい ねえ、そうだろ?

もういいから やめてくれ
笑えないから
空虚な言葉だけ
宙を漂う

こうして 並んで 歩いてみても
まるで一人のように孤独
気味悪い 静寂に響く
足音に 僕が消されそうで
いつしか消えそうな手を掴んでた

思い出は残酷で 今もまだ惑わせる
甘く優しい 毒に冒される快楽

もういいから やめてくれ
笑えないから
空虚な言葉だけ
宙を漂う
何もかも嘘だらけ
君の名を教えて

意味のない溜め息と 頬をなぞる秋風
君は別に僕じゃなくていい ねえ、そうだろ?

もういいから やめてくれ
笑えないから
空虚な言葉だけ
宙を漂う
何もかも嘘だらけ
それでもいい
せめて一度だけでもいい 君には僕が見えてた?

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