くだらない想いを一粒
心、で咲かせているんだ。
余りに色が飽和して聞こえない。聞こえない。

隣の席に舞い込んだ灯り、を仕舞い込んでるんだ?
あたしは未だ冗談に聞こえない、聞こえないよ。

つまらない期待はいつしか綻びとなっていくんだ。
哀れな持論持ちだして、
認めない。認めない。認めない。

如何にも、な顔してどうだい!
言葉は意味を失った。
それでも未だ答えは聞こえない。聞こえないや。

目眩の様な明るみに閉じ込めた素顔、隠して
笑い続けた女の子の行く末に泣く日々を、ね。

「当たり前だった、輪郭を切り取って。
足りないなりに何かを貼り合わせよとしていた!
運命に申し込んで、簡単に絡まった、
揚げ足取りの今日が始まる!」

虚しさ、を繰り返して今
浮かぶはあの娘の笑顔か?
涙の色の正体に気附けない、気附けない。

迂闊な間違いはいつしか
無関心、に変わってきたんだ?
挙句の果てにお決まりの勘違い、勘違いを。

狭い路地の向こう側に飛び込めば、
空が落ちていく。
斜め前からの顔を見せてほしいな、今直ぐに。さあ。

「たった今知りました。答えが観えたんだ。
咲きたい、だけを頼りにその先を見詰めていた?
に、したって哀しいや。
冗談、交えたいな。
泣き虫ばかりの今日を閉じるよ?」

-当たり前だった輪郭を切り取って
-足りないなりに何かを貼りあわせよとしていた
-運命に申し込んで簡単に絡まった揚げ足取りの今日が始まる。

「あたしだけだった。
此処で待っていたんだ。
足りないなりの何かを心に貼り付けて、さ。
簡単なことでした。
泣き濡れて笑いました。」

おしまい、の色をはきだして。

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