混ざる質感 ほろ苦い砂糖
意義を忘れてく
飾る手元には無意味の文字
際涯ない未知

見える全てを信頼してる
見えないものなら
居ても
居ないことと同義でしょう
何も違わない

影面を恐れ
焼けた爪先を冷たい砂場に浸して守った

遠い未来2つに裂けるこの心
今預けよう
繰り返し逸る呼吸が光ある世界を育ててる

跳ねる心音 裏腹のラルム
明滅する気配
焦る心拍 突き立てるサーブル
幸いなる道

形あることに目を惹かれて
風に気づかないのなら
捨てることと同義でしょう
何も違わない

並置を嫌って
特異な場所まで夢中で駆けては息を切らせてる

篩われた体残され 解けてく細い双子糸
見下ろせば無機質の蹟
深奥の影に覆われていく

拡散する声
冷えた爪先を外側に晒す痛みを知らない
何かも恐れ 隠れた弱さは
抜け殻のそばでうずくまるだけなら

遠い未来2つに裂けるこの心
今預けよう
解かれた糸は撚り添う
同じように記憶に刻み合って

遠い未来2つに裂けるこの心
今預けよう
繰り返し逸る呼吸が光ある世界を育ててる


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