夢の中まで持ち込んだ×と道徳に沿って
等身大で見下ろした街のその中にあった
枯れちゃう前に採取した夏を
そのままで取って置こう
そのままで取って置く

そして痛みを停止しただけの毎日になって
ずっと光が反射した過去と真ん中にあった
枯れちゃう前に採取した夏を
まだ僕は持っている
まだ僕は持って

観えない場所からここまで
冬を連れて来るでしょう
観えない場所までここから
キミを連れて行って仕舞ったでしょう

NO WHERE MAN
悲しい事が確かに未だにある
晴れた日に会えない訳を片手に旅をする
その絶望の向こうへ

夢の外まで持ち出した罰と喧噪に立って
もうずっと前に見送った街と反対に歩いた
確か心に採取した筈の
あの夏が泣いている
あの夏が泣いた

足りない場所ならそこから
キミは捨てていくでしょう
足りない場所だから このまま
僕を捨てて行って仕舞ったでしょう

NO WHERE MAN
短い旅の何処かで重なる
近道は知らない為に静かに息をする
この幻想の城で

街の灯が短い旅に時々重なる
近道を知らない者が確かに息をする

NO WHERE MAN
悲しい事は何処かに未だにある
晴れた日に又 会う意味を片手に旅をする
この絶望の向こうへ


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