妖精帝國/DISORDER

紅き皇帝、白き世界

妖精帝國


word: YUI music: 紫煉

『DISORDER』収録

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  • 流れ堕ちゆく刻の中逡巡に喘ぐ苦しみに
    犯した過ちに気づく
    高き山の頂(いただき)辿り着いたその先で
    僕は何を授かるんだろう

    幾重に重なる壁は
    甘い誘惑の罠か

    幾度壁を乗り越えて尚終わりが見えない
    白き雪に聳え立つ覇者紅き皇帝よ

    僕の意思を僕は受け止めよう

    この褪せた世界よ始まれ僕の名のもと
    渇いた胸に吹き乱れる虚しきこの覚悟を賭して

    打ち寄せるさざ波の様に襲い続ける苦しみに
    息苦しさだけが募る
    身動き取れないまま残酷に時間は過ぎ往く
    僕は何を求めるんだろう
    ソフィア

    この病みし世界よ消し去れ僕の名のもと
    輝く彼方隔離された空気のこの重さに耐えて

    孤独な約束然れど
    破れば静かな罪か

    軽々しい気休め程度の慰めはいらない
    どんな言葉優しさも全部五臓に沈めて

    僕の意思は僕が受け取るんだ

    この褪せた世界よ始まれ僕の名のもと
    渇いた胸に咲き乱れる虚しきこの覚悟を賭して

    捉えよ闇の中に棲む幼き果実を
    僕は挑むんだこの白き世界で


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