GOTCHAROCKA/Rainfall

A sparrow with a crow

GOTCHAROCKA


word: 樹威 music: JUN

『Rainfall』収録

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  • むかしむかし臆病で弱いスズメがいました
    森の中歩いてると 冷たい雨が降り出し
    明くる日も雨は続き 木陰に隠れたままで
    震え鳴いてると カラスが笑い言いました

    (So what? Caw!Caw!Caw!)
    いつまでそこに隠れている?
    (So what? Caw!Caw!Caw!)
    ビビらないで 負けないで 飛び出そう

    灰色がかる空の向こう側
    隠れた 太陽 迎えに行こうよ
    晴れの日を待つなど馬鹿馬鹿しい
    あの雲を越えたら未来が見える

    生まれた日から孤独で 嫌われ続けたカラス
    鳴けばヤな顔をされて 時に石を投げられ
    何故に僕は生まれたの? 何故に僕は嫌われる?
    嘆き鳴いてると スズメがぼそり呟いた…

    (So what? Chirp! Chirp! Chirp!)
    バカにされ罵られたって
    (So what? Chirp! Chirp! Chirp!)
    カゴの中で 不自由に 愛されてくよりは 今の方がましさ

    高層ビルを雲を飛び越えて
    羽 ちぎれても 振り返らないよ
    追い風を待つなど馬鹿馬鹿しい
    向かい風には負ける気がしない

    2羽の前 立ちはだかった 大きな大きな竜巻
    「引き返したく無い 死んでももう あの頃に戻りたくなんてない」

    灰色がかる空の向こう側
    隠れた 太陽 迎えに行こうよ
    晴れの日を待つなど馬鹿馬鹿しい 恐いものなんてない
    イチかバチでも 風の向こう側
    羽 ちぎれても 振り返らないよ
    必ずいつか この目で見るのさ
    燦々と輝く晴れた空を

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