駅へ向かう帰り道
そっと街角でさよなら
笑った顔が素敵だった
きっとその先の未来に
今も居られたら良かった
風が冷たい頬を撫でた

下り一番線のホームは
僕が使うことはもうなくなった
見送りたかった 最後まで
濡れた視界がゆらゆら揺れた

空に星が降る夜は
夢の続きを探してしまうんだよ
「ガタリゴトリ」と運んでいく
ほのかな香りを乗せては消えていく

茜色していた空が
黒く染まるのを見ていた
「粛々と終わりは来るんだなぁ」
いつの間に流れ始めた
ラジオのニュース聞きながら
そんなことを考えていた

過去を夢に見る夜は
朝目覚めたら目の前にいないんだなぁ
日ごと世界は近づいていく
離れ離れの心を残して

上り三番線のホームと
僕とこの街はからっぽだった
乗り過ごしたまま進んでいけば
終着駅で折り返せるかな

空に星が降る夜は
「二人で見たい」と秘密のやりとり
胸に焼きつくその笑顔は
暗闇を切り裂く一筋の光

空に星が降る夜は
夢の続きを探してしまうんだよ
「ガタリゴトリ」と運んでいく
ほのかな香りを乗せては消えていく

辿り着けない終着駅
辿り着けないハッピーエンド
笑った顔が素敵だった
駅へ向かう帰り道
そっと街角でさよなら
笑った顔が素敵だった


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