数えきれない程の季節を 追いかけて追い越してしまった
この道のどこか奥に 残しておいたあの日の足跡
金木犀が踊ってたんだ 幼い宇宙の輝きだった
どこへでも行ける気がして 秘密の空中に飛び出したんだ

すべてが白くて かすかな色さえ鮮やかに見えた
小さな瞳が持っていた Wonder Future Wonder Palette

僕は消えた いつからだろう 僕が見える いつまでだろう

大人になって行く季節が 現実を僕に混ぜ合わせて
薄められたこの感受性 あの日の君は覗けないけど

黒く塗りつぶされない様に 秘密の妄想に逃げ出したんだ
渦巻く世界 鳴り響く目眩 映し出される未来に会える

すべてが白くて かすかな色さえ鮮やかに見えた
小さな世界を待っていた Wonder Future Wonder Palette

残された僅かな輝きと創造力を
世界が終わっても奪われたくはないんだ
Wonder Future Wonder Palette

すべての色 手に入れたら 色鮮やかな 黒の孤独
数えきれない程の季節を 追いかけて追い越してしまった


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