宇宙の隅に溺れた僕の声を拾った 君におくる歌
何億光年も先に飛ばした光が
僕の頬を撫でて流れてゆく
書き溜めた手紙は 2630 通
残りの 70 通は焼却炉で燃やした
限られた命とかそんなの分かんないけど
今日を終えるのはなんだか寂しくて
バイバイなんて言えない
僕がダメなのは分かってる
それが分からない君がダメなことも
全部知ってるよ
宇宙の隅に溺れた僕の声を拾った 君におくる歌
何億光年も先に飛ばした光が
僕の頬を撫でて流れてゆく
ねぇねぇ 聞こえてる?
聞いて欲しい話があるの。 君だけにさ。
ねぇねぇ 聞こえてる?
聞いて欲しい話があるのに。 君はもういないの。
強がって絡まって傷ついたあの部屋
僕ってこんなに弱かったっけ。
君がいなくても大丈夫な僕でいたかったの
今更だけどそんなの、なれっこないよな
僕の左脳から 1622 キロ たった 5 文字の言葉が
何度も傷付いて壊れて消えそうになって
やっとここまで辿り着いたんだよ
遅くなっちゃったけど 重い赤い扉を今開くよ
宇宙の隅に溺れた僕の声を拾った 君におくる歌
何億光年も先に飛ばした光が
僕の頬を撫でて流れてゆく
宇宙の隅に溺れた僕の声を拾った 君に届くように叫ぶよ
何億光年も先に飛ばした光が
返ってこなくても
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