人参を口に運んで、昨日より少し強く噛む。
あの蒲団の味がしたよ、むくつけき蝦蟇どもを見る。

君の透ける肌が「真冬だね」って、僕の口を衝かせたら。
小さい肺、凍えて刺す……凛冽と。
君の笑う顔に真顔で寄って、僕の口が塞いだら。
小さい息、すくと飲んだ……鮮やかに。

君の透ける肌を真冬に練って、僕の指でまとめたら。
小さい「はい」、小声で出す……蒲団から。
君の笑う顔に真顔で酔って、僕の指が塞いだら。
小さい閾、すぐに超えた……軽やかに。

 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   ふとん史/ザセカンドニムバスへのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴