この青空を台無しにしちゃいけないと 頭では分かってるんだよ
だけど 上だけを向いて歩いていけるほど僕ら 強くなきゃいけないのか
君が冬に自転車に乗る時のためにって お母さんにもらった手袋
オシャレじゃないからと 使わずにしまった手袋
春になった 桜は咲いた 君のお母さんは空になった
この世にはどうしようもないことがある

他のどこで強がったっていい けどここでは強がんないでいい
大人の顔などしなくたっていい 涙でこぼれたら共に歌う
他の誰に強がったっていい けど俺には強がんないでいい
弱い奴でいてくれよ 弱い奴でいてくれよ お願い友よ

笑い合うだけってわけにいかないさ そんな風にいかないから
今日だけでいいから 弱い奴でいてくれよ 弱い奴でいてくれよ
お願い友よ

開き直るのさ 無心になんかなれないと どこかで分かってるんだよ
つまり 心を持って生まれてきたのが私だと 覚悟を決めるのさ
君の夜が張り裂けた時にはいつだって 声に出して聞かせてほしいよ
淋しさってきっと 内側で剥がれるものだから
1人で泣いて 明日を引き裂いて 冷たい光を住処にしないで

テレパシーなどなくたっていい 伝える勇気一つあればいい
だめな時はだめって言うんだぜ 涙でこぼれたら共に歌う
見捨てられたらどうしようじゃなく 傷つけられたらどうしようじゃなく
今愛せるだけを 今愛してゆこう さぁゆこう友よ

泣いてばっかってわけにはいかないさ そんな風にさせないから
この夜が明けたら 向かい合って歌おう 向かい合って歌おう
約束だぜ友よ


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