先に目をつぶったのは どちらか1人なんだよ悲しいけど
返事が聞こえないことに 慣れていってしまうのも人間
写真との会話は この宇宙の果てと イコールなのかもしれないな
一番近いのに 一番遠くなる 銀河のような広い部屋で話しかける
優しさとはさりげない それを知らぬ人がまた人を恨む
目に映らぬのだから 手に残らぬのだから
逢えなくなる前に
今、今しかないんだよ
立ち上がらなくていいよ 情熱は無自覚な方がいいはず
暗く見えるかもだけど 君を照らすだけの闇はあるから
まっさらなわけがないよ 人の心など 生きてきた分があるから
汚れながら愛とやらを 知る事ができたよ 汚れたから人でいられたよ
賑わいだけじゃ味気ない 僕は君の中に僕を探す
誰にも打ち明けない 尊いその寂しさの
真ん中をめがけて歌う
優しさとはさりげない 気づかぬまま僕はまた人を恨む
地には咲けぬのだから 空に舞えぬのだから
君と向き合うため
今 弱さを抱え
今 ここに立ってる
今 思い悩みながら
今 一本の葦のように
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