黒髪へと触れた 君のその指の名残りが
私の心に跡をつけてゆくよ

運命さと言えば 誰かがわらうでしょうか
想いを逆さに映す水鏡

叶わぬ恋は終わりはしない
終わらぬのならば二人は永遠になる

愛し方はひとつじゃなくて
それは自分を生き抜くことさ
夕日さす薄雲の流れるままに

愛は 愛で 愛しかなくて
この想いこそ真実ならば
たとえ死んでも君にただ貫くでしょう

輝く日の光 美しき藤の香りに
哀れな恋の一途な罪深さ

いるはずのない場所で
それでももしやと思った
誰にも言えぬ願いの情けなさ

結ばれぬなら失くしもしない
失くさぬなら愛は何処にも行かない

愛しき人はふたつとなくて
その面影に包まれながら
翳りゆく月明かり 照らして欲しい

夢は 夢で 夢さえあれば
この涙も煌めくだろう
君のため生きてゆく私はここにいる

生まれ変わっても
ふたたび君を必ず見つけだすはず
試された魂は祈りのなかで
時をこえて結ばれるから

愛し方はひとつじゃなくて
それは自分を生き抜くことさ
夕日さす薄雲の流れるままに

愛は 愛で 愛しかなくて
この想いこそ真実ならば
たとえ死んでも君にただ貫くでしょう

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