陽気な磯野家の行進だ 今日は日曜日 気が滅入る
明日からまた憂鬱な 一週間が始まる合図

どうせまたぼくの存在は ないものとして一日は過ぎる
僕だけがひとりはじかれた 状況は相変わらず最低だ

嫌われるよりずっと怖い 無関心という巨大な怪物
今夜もそれに怯えながら 浅い眠りにつく

月曜日がぼくは嫌い ぼくがぼくじゃなくなるから
長いため息でこの部屋が埋めつくされてく
居場所なんてどこにもない 救いなんてどこにもない
夢の中にすら 希望がないまま すぐにまた朝が来るんだよ

吊革にしがみついてる 死んだ魚の目したぼくがいる
朝日が照らすきらめく街も モノクロにしかこころに写らない
目立たないように生きてきたつもり 悪いことなんてしていないはずだ
それなのに悪意の矛先は 全部僕に向けられた
今まで味方だったように見えた 「ともだち」だったやつらさえ
潮が引くように去った

鳴り響く絶望の音 最寄駅を告げるアナウンス
開く扉流れ出す人ごみの川

改札を抜けてどこか 遠くに全力で逃げようか
そんなことできない と解ってて 又妄想
自分に 吐き気がするよ

行きたくないな 誰にもいまは会いたくないな 頭が痛い
一体どこで 間違ったかな こんなに辛いならいっそ 終わらせたい
気付いてるんだ 終わらせる勇気なんてない いくじなし

月曜日が嫌い

月曜日が嫌い この先もずっと嫌い
重いからだとこころ 引き摺りながら
深呼吸か ため息か わからないもの吐き出して

月曜日なんか この世から いっそのこと なくなればいいのにな

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