君は君であることを 止めたんだね それはそうと
今日の夜空はとても奇麗 もう少し眺めていようよ
汚れきった未来と 消したいことだらけの過去
どちらも選べずに ずっと迷っていたんだね

心配しなくていい 本当の自分なんてきっと
何処にも居ないさ だから言いたい事言いなよ
聞いてるから

星に手を伸ばしては 掴めないと泣いてた夜
空を切ったその右手は きっと鼻で笑われるだろう
でも俺は知っている 奴等はただ 羨ましいんだよ
言葉にならずに 流れ落ちていく その涙が

心配しなくていい 自分すら許せない日々も
越えて行けるさ だから少し前を向きなよ
見てるから

何処へも行かなくていい 本当の自分なんてきっと
此処にしか居ないさ だから言いたい事言いなよ

君は君であることを 止めたんだね それはそうと
やけに澄み切った目をして 君はそう
笑っていたんだ

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