梅雨が明けた6月下旬の
燦々と晴れた休日の朝
なんとなくさ気分も晴れて
白い靴履いてドアを開けたんだ

ただ歩いて
ただ出会って
また歩いて
また出会って

日差しが強く少し暑いせいか
大胆な服を 着ているあの子
よくこの街で通りすがった
地味な女の子 によく似ている風貌

ただ歩いて
ただ出会って
また歩いて
また出会って

現在地から南の方に
数百メートル下った場所に立つ
この辺りでは有名な家に今朝
閉ざされた窓を囲む新聞記者

僕たちは食べる事を避けられず また
働いてその都度忘れてる夢の味気ないガム
白い靴汚れたから帰ろうか
家の前キャリーバッグに夢を詰め込んだ少年がいた

ただ歩いて
ただ出会って
また歩いて
また出会って
ただ歩いて
ただ出会って
また歩いて
また出会って

ただ歩いて

あの日々にバイバイ

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