耐え難き痛み 望んでまでも命繋ぐと決めて
あてもなく先の見えない世界へ貴方は僕を産み出した

月の明かりが示す方向へ 歩いていくよ息絶えるまで

記憶は白い雪に覆われて か弱く だけど希望抱いて
震えながらも光求めた

立っていられないほど 途方に暮れて 心閉ざしたままの
貴方がその手を伸ばしていたから その身に宿ると決めたんだ

さよならするよ 背負った想いが 僕の言葉を待っているから

記憶は蒼い海原を前に か細く だけど決意抱いて
怯えながらも明日を見据えた

身体締め付ける管を掻き分けて この世の哀しみを知った 慟哭の朝

見えない何かに導かれて あの日流した雫の意味を
掬い上げるように 伝えていこう
役割果たすため背を押されて 遠い場所までたどり着いて
何を描こう 何を創ろう

声が届き芽生えた 意思に応える胎動

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