遠く霞むビジョンに 苛立ち重なる日々が
繰り返す過ちを 今も感じさせている

震えるだけの腕で 温かさ求めても
リアルから抜け出せない
終わらない争いは 真実を捻じ曲げて
心さえ壊していく…

Ah… どこかで聞こえた 僕を呼ぶ優しさは
やがて見えない力で 理不尽に掻き消された
歪んだ支配者達に縛られた世界で
命と引き換えに見た未来は閉ざされていた…

見せかけの正義を背に 傷つけあう人々は
氷のように冷たい その刃を振りかざす

大切にしてたモノ 守り続けてたコト
それさえも奪われてく
不確かな時代(とき)の中 小さなその光は
輝きを許されずに…

誰かが創った 偽りの予定調和に
『正しさ』の定義なんて ないかもしれないけれど
流して枯れ果てた 涙に捕らわれてたら
失くしたくない記憶も 空白に溶けていくから…

Ah… どこかで聞こえた 僕を呼ぶ優しさは
やがて見えない力で 理不尽に掻き消された

夢がただ理想を 描くだけと知っても
今は生まれる願いを ひとつずつ信じてたい
闇に染まる風が 傷を深く責めても
強さの盾でかばった 奇跡はいつか立ち上がる
流して枯れ果てた 涙に捕らわれてたら
失くしたくない記憶も 空白に溶けていくから…


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