真夏の陽射しが照りつける
揺らめく都会は蜃気楼
形も名前も消え失せて
昨日のワインのせいだろう

おお 生娘の肌に
おお 淑女の背中に
おお デカダンの肩に
おお ブルジョアの頬に

太陽がいっぱい
ルルル‥‥

太陽が地平の遠くで
太陽が時代の向こうで
太陽が世界の彼方で
笑ってる

酷暑の熱気が吹き荒れる
虚栄に微睡(まどろ)む摩天楼
野望も賛辞も色褪せて
胡蝶の見ていた夢だろう

おお マンションの上に
おお 外車の後ろに
おお デパートの横に
おお 病院の空に

太陽がいっぱい
ルルル‥‥

太陽が地平の遠くで
太陽が時代の向こうで
太陽が世界の彼方で
笑ってる

未曾有(みぞう)の熱波が押し寄せる
知識で固めた泥の城
ルールもモラルも溶け去って
頸木(くびき)はもとからないだろう

おお 牧師の聖書に
おお 囚人の首に
おお 娼婦の裸に
おお 役人の椅子に

太陽がいっぱい
太陽がいっぱい

太陽が地平の遠くで
太陽が時代の向こうで
太陽が世界の彼方で
笑ってる


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