朝が透き通ってる 街はまだ眠ってる
なのに目は冴えてる 少し考えてた

時計は置いてこよう そしたら外へ出よう
濡れたアスファルトは 光まぶしたみたい

東から吹く風の色は
君の目にはどう写ってますか

空が高くてまだ遠い
当たり前すぎて忘れそうな毎日を
切り取りながら声にして
君の思い出の一部になりたい

随分歩いたなあ そろそろ戻ろうか
帰り道はなぜか 少し寂しくなる

陽の当たる場所へと 首を伸ばし続け
塀からはみ出した 花が開いて香る

いつかのように胸騒ぎよ もっと遠くを
見せてくれませんか

空が広くて果てしない
吸い込まれそうだ 不来方を待っているさ
頭の中をふとよぎる
君の思い出の一部で居させて

ありふれた日々の繰り返し
靴紐としがらみ
解けないようにきつい結び目が
またひとつ増える増える増える増える増える

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