10-FEET/Fin

ウミガラスとアザラシ

10-FEET


word: TAKUMA music: TAKUMA

『Fin』収録

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  • 悲しみメガネが無いとわからない 小さくて眩しい幸せがあったなんて
    不自然さが健気さみたいに見えた
    どうやら僕はつまらない人になったみたいだ

    強くなることを間違えて 吹き抜けの心にした
    忘れることと強さは 違うけどまだ 気づかないようにしてた

    Where am I
    オーロラの夜に オーロラの夜に
    縄張りを守って ウミガラスはついばんだ
    Where am I
    オーロラの夜に オーロラの夜に
    争おうともしないで アザラシは死んでしまった オーロラの夜に

    足りないモノが足りなくなって僕ら
    つまらない事でずっと消えない傷をつけた
    分からない人が悪いのだと 偉そうに僕はあなたを突き飛ばしました

    恥じらいも追いつけない優しいあなたは
    後ろめたくなる程 僕には眩しくて
    わざとらしくてもとても綺麗だな 同じ季節に同じ場所に咲く花の様に

    重ねる程に薄まっても 何度も投げつけたんだ
    最初から独りだったなら もう少し強くなれたかな

    Where am I
    オーロラの夜に オーロラの夜に
    縄張りを守って ウミガラスはついばんだ
    Where am I
    オーロラの昨晩は オーロラの咲く晩は
    争おうともしないで アザラシは死んでしまった オーロラの夜に

    嗚呼 オーロラ オーロラ


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