あってもなくてもいいものならば いっそ捨てちまえばいいさ
たかが知れてる宝物より身体一つありゃなんだって掴めんだ
勝って笑うのも負けて泣くのも 挑まずには得られぬ栄光さ
勝ちの数より負けても挑み続けた数で 誰にも負けやしないのさ

好都合なことが始まるのを ただ待っていた
何を始めることもなく

踏み出した先に 君は何を見 そして笑うだろう
美しい 水平線の先に 何を描き出そう
思い馳せていた 夢のような世界じゃなくても
素晴らしい一瞬の煌めきに 何を願うだろう

今ここから始められるよ

見ず知らずの街 そこに一人ぼっち どうにか生き抜いていくとしたなら
絵描きなら絵を描くし クライマーは登り出し
心のコンパスに従って生きるだろう

そこで僕は何をするだろう 何が出来るんだろう
誰を笑顔に出来るだろう

神に選ばれた正真正銘の才能なんかなくてもいい
君が選び抜いた今日が一番美しい
人と違くても 逆にめちゃ同じでも それを指さされても
誰も 君の憧れを 消せやしないのさ

踏み出した先に 君は何を見 そして笑うだろう
美しい 水平線の先に 何を描き出そう
思い馳せていた 夢のような世界じゃなくても
素晴らしい一瞬の煌めきに 何を願うだろう

今ここから始められるよ


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