丁度いいバスに命を預けた 誰が運転してるかは知らない
窓の外並ぶ行列に引き込まれる
人身事故に爆破予告 見慣れた四字熟語
服を買おうと思ってたんだった 昨夜22時半
曇りが殊更に続く景色を生きる 透明なごみ袋
間近で見えぬ人々の些末な事柄

テレビをつければ始まるニュースにCMアニメにバラエティ
そういえばあの芸人どうしてんだろうとか思うことは色々あるけど
テレビの中に住んでいるあいつは絶対テレビに住んでいる
テレビの中で死んだあいつはテレビの中で死んでいく

僕は花に水はやるしゴミだって拾う
誰か一人でも立ってる時はどんな人にでも席を譲る
でもこんな僕が こんな僕だからこそ
部屋の中の大きな象に気づかないわけがない

日常という風船は穴が開きまくって今にも宙に消えちゃいそう
汚れきって魚が死ぬ水槽 よそう先を憂うのは
という空気にひたすら奪われる体温 退路はないよ
台本ならいらないよ 行先もわからず舵を切る
いやここに記すのは ここまでにしよう
俺が歌いたいのは一匹の象の歌
新聞でも論文でもなく歌、歌、歌、

スイッチばかり押して疲れた帰り道 指揮棒ばかり振ってむくんだその腕
手錠を付ければどんなに楽か 笑って過ごせる向こうのことは
知らないままでいいからさ 君が隣にいた日に思いをはせる
めんどくさいこと終わらせとくから分かったつもりにならないでくれ

僕は花に水はやるしゴミだって拾う
誰か一人でも立ってる時はどんな人にでも席を譲る
でもこんな僕が こんな僕だからこそ
部屋の中の大きな象に気づかないわけがない

何で俺だけ?ってそりゃあいつも思うよ でもそれより前に自分がある
くだらん利害に突き動かされ こさえた小金を使って生きても
生き延びることはできるしむしろ
知らなきゃいいほど豪華で豪華で豪華で豪華な
気づいた時には口を閉ざすなよ

部屋の中のでかい象をみよ


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