Acid Black Cherry/2012

少女の祈りIII ~『2012』ver.~

Acid Black Cherry


word: 林保徳 music: 林保徳

『2012』収録

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  • 最初に死のうとしたのは 女(14)になった年の10月
    病院で目覚め 生きてる事になぜかほっとした
    でもね 私ってバカだからさ わかんないんだ
    命の重さとか生きる意味 ママもあいつも大嫌い

    夜が好き 汚れを隠してくれる
    自暴自棄 売るから買ってよ
    汚れた 私を早く隠して 夜になれ

    ひび割れた声で 涙 涙 涙
    情けないくらいに涙が止まらない
    まだこの胸が痛いから
    カミソリを探した

    最後の彼はイカしてたけど 少しイカれた奴で
    狂ったみたいに嫉妬して暴れて また浮気して
    乱暴でも抱かれる度 愛されてる気がしたんだ
    なのに子供ができた途端 ママみたいに逃げて行った

    笑えるでしょう? また一人ぼっちね
    愛とか やっぱり大嫌い
    なんて嘘 ごめんもう強がれない 泣いていい?

    ひび割れた声で 涙 涙 涙
    傷に沁みるだけの涙なんかいらない
    すべてすべて枯れてしまえ
    夜が手招いてる

    流れた痛みに かすかな悲鳴をあげ"生命"(いのち)に触れた
    それは小さくて やけに温かくて
    胸の十字架が夜を照らした

    ひび割れた声で 涙 涙 涙
    枯れたはずなのになぜ涙が止まらない
    今このお腹が痛いけど
    生きる意味見つけた

    初めて流した喜びの涙
    いま夜が終わる…

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