聞こえてるよ 前よりも声が擦れて 心配です
TVの中 昔と変わらない キミの仕草

部屋に残された 錆び付いたギター
キミの真似して 弾いてみたの

メロディーが愛を歌えば どこか懐かしく涙溢れた
ゆびきりを交わした小指に 残ったままのぬくもり

ここに来ると 今でもあの雪の夜を 思い出すよ
プラットホームに 並んだ足跡は 歩き出せず

最終列車に 乗り込んだキミは
息吹きかけ 思いを綴る

ベルの音が告げる旅立ち キミが少しずつ遠ざかってく
窓越しに白く浮き上がる “愛してる”がまだ消えない

弱気な文字並ぶ 手紙に返した嘘
「結婚したよ」って それは夢を逃げないでほしかったから

“会いたい...”想い閉じ込めて
強く 強く 願うよ

いつかこの街に キミの歌声が溢れるように
ゆびきりを交わした あの夜 2つに別れた未来

真っ直ぐな この道の先 決して交わることはないでしょう
いつまでも 離れてるけど
キミから届く 優しい歌に そっと包まれていたいな

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