君の髪がたなびく 赤く染めた白の記憶がまた蘇る

冷たく佇むのは最愛の輪郭(かたち)
儚く揺れるのは極彩の花束

落日と 君ノ薫りが絶え絶えに 僕を 狂わせる

深く沈んでゆく もう笑わぬ躯を そう 強く 強く 抱きしめたら
この世の終わりに 僕はまた 愛を唄う

鮮やかなまま眠る君の傍
憮然と脈打つは薄弱な命で

「君だけはあたしの分まで、、、。」 果たせない約束“為生き”

深く沈んでゆく もう愛せぬ躯よ
嗚呼 何故に 君を奪い去るの? ただ繋ぐため 唯一の 愛を叫ぶんだ。

季節はすぎ腐食してゆく君 もう巡らぬ運命ならば もういっそ、、、。

深く沈んでゆく もう笑わぬ躯を そう 強く 強く 抱きしめたら

「あとすこし」

届かぬ想いならば 何を想い生きよう?
ごめんね約束を破るよ 寂しくなんかない
今すぐに逢いにゆくから。

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